1010の呟き

ととの思ったこと呟き

妊娠してからの変化

めでたく妊娠できたわけだが、万が一何かあった時のために

喜びすぎないように努めて冷静に受け止めるようにしていた。

特に前期は検診の間隔も1ヶ月ほど空くため、胎動を感じるようになる6月中旬までは

「本当に私のお腹に子どもがいるのか?」と冗談半分、本気半分で考えていた。

 

だが、子どもは幸いにもすくすく成長し、

これまで大きなトラブルに見舞われることなく臨月を迎えることができた。

特に幸いだったのが、まったく前期つわりがなかったことだ。

いつ来るかいつ来るかと身構えていたが、一向に気配がなく。

まさか、自分が「つわりがない方」のタイプだとは思わなかった。

このことは、友人や職場の人たちにとても羨ましがられた。

 

その代わりというべきか、食の好みが少し変わった。

妊娠前期は、無性に紅茶とジャム付きトーストが食べたくなり、

毎朝せっせと準備して3〜4ヶ月は飽きずに食べた。

これまで、どちらもまったく興味がなかったものだ。

後期になると、人生初のりんごブームが起こった。

とにかくりんごが食べたい。こんな欲求は初めてだった。

外出のたびにりんごを買い求めこちらもせっせと剥いては食べた。

これまでは、フルーツはあまり好きでなく、積極的に食べるのは

イチゴ狩りのイチゴくらいだったので本当に驚きだった。

他にも、今年の夏はナシやブドウなど、よくフルーツを食べた。

 

つわりもなく検診の結果も問題がない日が続き、

このまま健康優良妊婦として産休まで完走できるか、と思っていたが。

あれは6月下旬、フルタイム勤務の5連勤後。

自分の感覚以上に疲れが溜まっていたようで、

それまで気になることがなかったお腹の張りを急に強く感じるようになり、

それにあわせて腰痛も強くなり、ほぼ立ち仕事である業務に支障が出るようになった。

連勤後がたまたま連休だったため、しばらく体の様子をみたが

体調は上向かなかったため、相談して勤務時間を短くしてもらった。

上司も二人の小さい子を抱えており、体調の相談にも理解を示してもらえ

調整もスピーディーにしてもらうことができ、大変ありがたかった。

 

7月、8月は時短シフトにて勤務し、9月中旬からの産休予定であったが

有給消化も兼ね、9月頭から産休に入れることになった。

 

(というか、今回自分で経験して初めて、規定の産休に入れるまでが長すぎる、と感じた。こんなにお腹が大きくなるまで働くことの大変さが想像できなかった…)